こわい③

『こわい』という本を作った時、ハンタガワカフェで原画展を開催しました。

ハンタガワカフェは私のとても好きなお店で、名前の通り那覇市繁多川にあるカフェです。メニューはどれもこれも美味しく、空間もとても気持ちの良いお店ですが、何よりこのお店のご夫婦が好きです。いつも私のぼやきを笑って聞いてくれて、楽しい気持ちにさせてくれる、ありがたい方々です。

この『こわい』の原画展では、「すごく共感する」「自分の思う怖さとは全く違うから全然わからない」という両極端な感想をもらいました。そしてもう一つ「共感できるといっている人の感覚がすごく遠い可能性もある。逆に、全くわからないという人は、同じ怖さを感じていても認めていないだけかもしれない」と言った知人もいました。その3つ目の言葉をよく思い出します。私は人の言葉を額面通り受け取りがちなところがあるけど、同じ単語や文を使っていても、その中身はけっこう色々である。そのことを気づかせてもらっただけでも、この本作ってよかったなーと心から思ったのでした。(しほ)

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