結局ボラットなのか…

去年の後半、私が観た映画は『れいわ一揆』『アングスト 不安』『なぜ君は総理大臣になれないのか』『続・ボラット』『友達やめた。』『アーヤと魔女』『ソウルフルワールド』など。がっかりだったのもあったけど、好きな作品の方が多く、映画っていいなと改めて思った2020年でした。

しかし…。

大事なことに気づかせてもらった『ソウルフルワールド』や『友達やめた。』、 胸が熱くなった『れいわ一揆』、そして『アングスト不安』を観たあとは夜道で会う人みんな異常者に見えて怖かった…。が、私はそれらのどれよりも『ボラット』のことが忘れられません。ボラットはやりすぎな社会風刺コメディで、呆れて付き合いきれない気分になりながら観ていたはずなのに。

「好きな映画はボラットです。」というのは憚られる。でも、調べてしまう。あの女優は?写真で見たら普通の綺麗な女優さんに見えるけど、なんであんな酷い悪ふざけに乗ったんだろう。何度も思い出してしまう生殖ダンスのシーン。サシャバロンコーエンという人は一体どんな人なんだろう。バカバカしいストーリーといたずらのスケールの大きさのギャップ。すごい頭いいだろうなー。

つい、こども園でふざけているこどもを叱る先生達を見て「この先生は、ボラット観たらどう思うんだろう」などと考えたりしてしまいます。日常のあちこちでボラットが出てきます。(しほ)

 

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